「足るを知る」ことは成功への道
アザレアの花
老子の言葉
第四十六章
「足るを知る」ことは成功への道
社会の中に真理＝道が実行されていれば、戦争のための足の速い馬は不要になり、農耕のために使われることでしょう。
社会の中に真理＝道が実行されていなければ、戦争のために軍馬が郊外の戦地で増やされることでしょう。
人間は過剰な欲望が多いことほど罪深いことはありません。
人間は、現状に満足することを知らないことほどの災いはありません。
人間は、何でも手に入れようと思うことほど、後で非難を受けることはありません。
だから、人間は「足るを知る」ということを思い知ることで、本当に満足するようになれます。
柔訳老子の言葉／谷川太一／経済界
老子は、「足るを知る」ことは、まず、現状に感謝をすることだと言っています。
目標や先々ばかりに気をとられるのではなく、今の現状の中の「足るを知る」意識に目を向けましょう。
そして、それを継続することが大切です。
もし、現状に感謝ができないならば、努力することができません。
よって、その自然な流れができず、嫌な現状さえ失くしてしまいます。
失ってから、気づいたのでは遅いのです。
現状の不満が、持っているものを失くていきます。
過剰な欲や、不満は持たず、現状に感謝することが、自分の成功につながっていくのです。
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